年頭のご挨拶
- 2025.1.5
新年あけましておめでとうございます。旧年は一般社団法人JARAグループ活動へのご支援、ご尽力を賜り、誠にありがとうございました。
この場を借りて厚く御礼申し上げます。
2月上旬を運用開始予定としていた「オールリサイクルパーツネットワーク」(ARPN)はシステム開発面の精査があり、若干の遅れが予測されますが、
我々、JARAグループも自動車リサイクル業界全体の発展のために協力し、自動車リサイクル業界の歴史の新たな扉を開いていきます。
さて、今年は東日本大震災発生時の車両販売台数減少の影響などによる使用済み自動車発生台数の減少、
物流問題による遠距離輸送能力の低下による運賃高騰など、自動車リサイクル業界全体が苦境に入ると予想され、地産地消型のきめ細かなサービスによる
企業の総合力と存在価値がより一層問われる年になると予見します。
この自動車リサイクル業を取り巻く逆風を乗り越えるために、JARAグループは今一度、原点に立ち返り、三大信条の一つ「人・企業・商品のレベルアップ」に
一層注力します。
自動車リサイクル業界全体の発展を図る上で、ともに手を取り合う仲間の存在は不可欠です。
JARAグループでは各ブロックでの例会や全体会合の定期開催をさらに強化し、会員同士の情報交換を図ることで、JARAグループの根幹である
相互流通・相互成長を更に支援します。
その上で、株式会社JARAと連携を強化し、JARAグループの裾野拡大と基盤拡充を図ります。
株式会社JARAと連携しJARAグループの営業力を強化。会員各位への入庫誘導による側面支援をおこないます。
また、JARAグループと手を取り合える新たな仲間の参加を促して自動車リサイクル部品の流通量を拡大し、自動車リサイクル業全体の活性化に繋げます。
そして、数多くの企業団体様、整備や板金等の団体様との交流をより一層深めつつ、業界外にも情報を積極的に発信し続け、自動車業界全体の更なる発展を目指します。
また、日々進歩を続ける次世代自動車や自動車のソフトウェア制御技術、高まり続ける企業・商品に求められる技術・サービス水準に対応するために
経営者だけでなく、実務者向けの研修会や会合の開催による教育支援体制の更なる強化に努め、人・企業・商品のレベルアップを通じて、
全てのお客様に「喜びと感動の創造」を提供し続けます。
我々、一般社団法人JARAグループは、自動車リサイクルを通じて世界に貢献するという大義を実現するために、
三大信条の一つ「人・企業・商品のレベルアップ」を基に、人を育み、企業を育み、より良い商品を育み、お客様にご提供させて頂き、
これからも社会に必要とされる団体とするために、より一層の発展を目指していきます。
2025年は乙巳(きのとみ)成長と結実の年です。ゲン担ぎですが、みなさまの不断の努力が実を結び、逆風を乗り越え、
次世代につながる礎になる年になると確信しています。
皆さまが実りの多い年となりますことを祈念し、私からの年頭のご挨拶とさせていただきます。今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
2025年1月吉日
一般社団法人JARAグループ
理事長 川島 準一郎